メールマガジン 

新潟の地元の人に愛されているすばらしい地酒の予約受付から新着入荷情報。そして店主こだわりの地酒や手に入りにくい限定酒などのご紹介。また、店主夫妻が実際に訪問して取材した楽しい蔵元レポートなど。いろいろお酒に関する情報満載のメールマガジンです。
                         『越後新潟の地酒 山善酒店』がお届けします。
 Powered by まぐまぐ
   まぐまぐ    登録・解除はこちらから
登録はこちらから
電子メールアドレス(半角):
解除はこちらから
電子メールアドレス(半角):




■ 配信頻度:不定期(ほぼ月刊)

■ 発行形式:ノーマルテキスト

■ 発行元 : 山善酒店   代表 山本善友
  住 所 : 〒955-0071 新潟県三条市本町5-1-16
  電話番号 0256-33-0165(代表)   ファックス番号 0256-33-0524

サンプルメール
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
  『新潟のすてきな地酒と酒蔵の情報誌』    ━2001/11/7 Vol.1━

 新潟の地元の人に愛されている、すてきな地酒の予約受付から新着入荷
 情報。 そして、店主こだわりの地酒や手に入りにくい限定酒などのご紹介。
 また、 店主夫妻が実際に訪問して取材した楽しい蔵元レポートなど。いろ
 いろお酒に関する情報満載のメールマガジンです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 ―――ごあいさつ―――

 はじめまして
 「新潟の地酒 山善酒店」店長の山本善友です。
 これから地元新潟のお酒を中心にいろいろな情報をお届けしたいと思っ
 ています。どうぞよろしくお願いします。

 まずはお店のご紹介。
  山善酒店のある三条市は新潟県のほぼ中央に位置しており、全国的に
 は隣の燕市と並んで刃物と金物が有名な町です。 西は日本海まで車で
 30分。東は福島県方面の山まで40分。北は新潟市まで高速道で30分
 と本当にどこに行くのにも、なかなか便利な位置にあります。また、町の
 中心を五十嵐川という一級河川が流れ、古くから信濃川と五十嵐川の水
 運を利用した商業都市として発展してきた町でもあります。当店はその三
 条市の本町通りに面しており、旧市街地のメインストリートにあります。

 続いて店主のご紹介。
 店主は現在8代目。忙しかったJCも卒業し、ようやく腰を据えて本業に精
 を出しているところです。このメールマガジンを通じて、すてきな新潟の地
 酒の良さやすばらしさを、いろいろな人にこだわりを持ってお伝えしてい
 きたいと考えております。

 新潟は酒どころ。三条市にも酒蔵があり、隣の町にもあります。そのよう
 な地域の特性を生かし、夫婦仲良くどこへでも出かけて行って取材をし、
 新潟の風土と文化を織り交ぜながら、それをシリーズとして皆様にご紹介
 していきたいと思っております。

 創刊にあたりまして、今後皆様に少しでも新潟のすてきな情報をお伝えす
 るお手伝いとなれば幸いに思います。是非多数の方のご購読をお待ちい
 たしております。

***************************************************************

 ――― メニュー ―――

 ◆ごあいさつ
 ◆11月の新潟の地酒情報
    限定酒 大吟醸酒    こしのつる 全国酒類鑑評会 金賞酒
    限定酒 純米大吟醸酒 越路吹雪
    限定酒 大吟醸酒     越路吹雪
    限定酒 吟醸3年古酒  紅葉(もみじ)
    限定酒 純米大吟醸   越乃かぎろひ
 ◆嫁さん奮闘記 はじめての酒蔵取材報告vol.1
 ◆編集後記

***************************************************************

 ―――◆11月の新潟の地酒情報―――

 ★★当店の最もおすすめする至極の逸品 11月限定発売開始★★
     大吟醸酒 こしのつる――――――――栃尾市・越銘醸
           1,800ml  7,700円
            720ml  3,850円
     原料米=山田錦 精米歩合=38% アルコール度=17.4
     日本酒度=+5 酸度=1.2
     日本最高の酒造好適米の山田錦を本当にお米の芯だけ(38%)に
     まで削り込み、まわりから無謀だと言われながらも採算を度外視し
     た信念で造り続けてきた最高のお酒です。「元祖・まぼろし」と言
     われ酒類鑑評会出品用にごく少量しか造られず、選ばれた酒販
     店でしか扱うことができません。蔵の壁に掛けられた無数の鑑評
     会金賞額がその栄誉を物語っています。
     平成13年度全国酒類鑑評会で金賞に入賞酒したそのまま原酒
     でお届けします。

      ご注文はこちらから・・・
           http://www.sakeya.biz/jlkfii.html


 ★★高野酒造の最高傑作10月限定発売開始 限定本数2,000本★★
    純米大吟醸酒 越路吹雪―――――――新潟市・高野酒造
           1,800ml  8,000円
            720ml  3,500円
    原料米=山田錦 精米歩合=40%以下 アルコール度=15〜16
    日本酒度=+6 酸度=1.2 アミノ酸度=1.3
    越路吹雪シリーズの中でも、最高品質の純米大吟醸酒。 これぞ名
    杜氏の技の粋を極めた至極の逸品です。日本中で最高の酒造好
    適米である兵庫の山田錦を使用し、日本酒鑑評会に出品される最
    高のお酒でさえも、元のお米の重さの40%に削って仕込みをする
    ものですが、この純米大吟醸酒 越路吹雪はさらにお米を削って40
    %以下にまで削りに削って本当にお米の真っ白な芯だけで丁寧に
    仕込まれました。これぞ究極の純米大吟醸酒です。

   ご注文はこちらから・・・
           http://www.sakeya.biz/vkjg.html


 ★★限定大吟醸酒 10月限定発売開始 限定本数2,000本★★
    大吟醸酒 越路吹雪―――――――――新潟市・高野酒造
           1,800ml  5,000円
            720ml  2,500円
    原料米=山田錦 精米歩合=40%以下 アルコール度=15〜16
    日本酒度=+6 酸度=1.1 アミノ酸度=0.9
    大吟醸酒 越路吹雪も兵庫の山田錦を40%以下にまで削りに削
    って芯白だけで仕込みました。 大吟醸酒は新潟の酒造りの中でも
    最も得意とするところで鑑評会でも大吟醸酒で審査されているわけ
    ですが、それよりも高基準で造られ、さらに3年古酒をブレンドした
    ために、よりまろやかで、口当たりがよく、二日酔いをしにくいと言
    われています。これぞ究極の大吟醸酒です。

   ご注文はこちらから・・・
           http://www.sakeya.biz/uhjgfk.html


 ★★三年熟成の限定吟醸古酒11月限定発売★★
    吟醸3年古酒 紅葉(もみじ) ――――――津川町・麒麟山酒造
            1,800ml  5,840円
             720ml  2,920円
    原料米=五百万石 精米歩合=55% アルコール度=15〜16
    日本酒度=+4 酸度=1.4
    紅葉(もみじ)は一年に一度真っ赤に色づきます。このお酒は若く荒
    々しい吟醸酒を三年間大切に蔵の中に寝かせ、ちょうど紅葉の時
    期に発売になります。お酒に自信が持てないときは発売にはなりま
    せん。三年貯蔵で落ち着いた柔らかな香り。まろやかで円熟期を迎
    え、すっきりした味わいとコクのあるお酒です。

   ご注文はこちらから・・・
           http://www.sakeya.biz/cxiv.html


 ★★越乃かぎろひの最高峰9月限定発売★★
    純米大吟醸酒 万寿 越乃かぎろひ――――越路町・朝日酒造
            1,800ml  4,700円
    原料米=未発表 精米歩合=未発表 アルコール度=15.5
    日本酒度=+2 酸度=1.3
    「かぎろひ」とは朝日の昇る寸前、まさに光が差し込もうとする様を
    さす「吉祥」の言葉であり、古くは万葉集の歌人にも歌われた言葉
    です。銘柄の「越乃」の新潟と合わせると、純米酒の専用ブランドと
    して込められた大いなる銘名の意味がひも解かれるのです。
    伝統的な技法の純米造りで出来たお酒と言えば濃醇な味が一般
    的な中で、スッキリした飲み口の良さ、純真で繊細な香味が身上。
    軽く、優しい口当たりと清楚でやわらかな味わい。万寿のみ毎年秋
    の限定発売。

    ご注文はこちらから・・・
            http://www.sakeya.biz/ldulk.html


***************************************************************

 このコーナーは当店ホームページで連載した取材記を元にメールマガジ
 ン用にリメイクしたものです。地域の特性を生かした楽しい取材記です。
 シリーズとして連載しますのでお楽しみに…


 ―――◆「はじめての酒蔵見学取材報告」―――
         「こしのつるの酒造元 越銘醸」vol.1  by えつこ

  平成13年2月25日(日) 午前8:30。
 主人の運転する自家用車にて三条の自宅を出発しました。目指すは栃
 尾の蔵元、越銘醸。当店1押しの幻の大吟醸と言われた「こしのつる」を
 造っている酒蔵です。何と言っても嫁に来てはじめて。まして生まれては
 じめての蔵見学とあって、ウキウキ・ドキドキものでした。

  三条からは、下田村を通り、峠を越えて40分位。当日は気温0度、と
 きおり小雪の舞う天気でした。だんだんと道路脇の雪の壁が高くなり、ど
 んな山奥へ連れて行かれるのだろうかと、ちょっと不安。ところが峠を越
 えて急に開けてきたなと思ったら、「栃尾市」の看板。そうです。そこが山
 あいにぽっかりと開けた栃尾盆地でした。

  道路こそきれいに除雪されていますが、それ以外は一面真っ白な雪景
 色。道路の両側は背丈よりずっと高い雪の壁、家の周りは屋根から降ろ
 した雪の山で二階の窓がようやく見えるほど、さすが新潟でも指折りの
 豪雪地帯だけの事はあります。

  越銘醸は栃尾市の旧市街地の中心にありますが、裏側には雪におお
 われた山が間近に迫っていまました。今年も町内一斉の雪降ろしをした
 ばかりと言うことで、屋根の雪は少なめでした。
 さあ!蔵見学の始まりです。

  蔵に入る前に、今年の造りの状況を浅野専務からお話していただきま
 した。「今年は、契約している田んぼの米の出来も良く、期待できる。今
 は2本目の大吟醸酒が間もなく出来上がるところで、3月1日には甑(こし
 き)倒しと言って酒造りの一つの区切りを迎える」と言うことです。そんな
 話を聞いていると、蔵の方から「シュー」というものすごい音が聞こえてき
 ました。米の蒸し上がる音です。私たちは早速蔵へ行ってみることにしま
 した。

  とうとう蔵に入ります。入り口には、しめ縄と年代物の看板がありまし
 た。この看板は、昭和9年隣り合った2つの酒蔵、「越の鶴」の山城屋と
 「越の川」の山家屋が合併した時の物です。蔵の中に入ると、精米したお
 米がざるに入っていました。このお米は隣の自家精米機で精米し、調湿
 して、杜氏のかけ声で水に浸漬したばかりの五百万石という種類のお米
 です。これは新潟県産の酒造好適米で、この蔵では中でも地元栃尾の山
 の水のきれいな田んぼで育てられたお米だけを使用しているそうです。

  一般に酒造好適米は食べてもおいしくなく、食用米と比べると粒が大き
 くて芯白が真ん中にあって大きい物が良いそうです。このお米は吟醸酒
 を造るための物で精米歩合40%つまり1粒のお米の外側を60%も削り
 取った物です。ちなみに、大吟醸酒は日本で最高の酒造好適米である
 山田錦というお米を精米歩合38%で使用しているそうです。まあ!何と
 贅沢なのでしょう。まるで、真っ白なビーズのようでした。

  「シュー」そうです。先ほどからものすごい音で聞こえていたその正体は
 甑(こしき)だったのです。甑とはまるで巨大な丸い木の風呂桶のような形
 をしているせいろのことです。この中でお米を蒸すのだそうです。半地下
 には大人が5,6人は入れそうな大きなお釜があり、その上に大きなせい
 ろのような甑がのっています。勢いよく吹き出した蒸気がもうもうと立ちこ
 めています。もうすぐお米が蒸し上がります。ところで、前に出てきた「甑
 倒し」とは、このお化けせいろを倒す。すなわち、お米を蒸す作業を終え
 るということだそうです。これは、その年の酒造りにおいて最も重労働の
 作業が終わり、その労をねぎらう意味で、昔は栃尾芸者を総揚げして、蔵
 人達が大宴会をしたと言うことです。

  次は、その甑で蒸し上がったお米を冷却機に移す工程です。甑の中に
 蔵人が入り、大きな木のスコップのような物でお米をすくいだします。その
 お米はベルトコンベアーのようになっている冷却機で冷やされて、麹室(こ
 うじむろ)へ2割、残りを掛米として発酵タンクへと運ばれます。「お米の蒸
 し上がりはどうかな?」と蔵人の厳しい目が光ります。「こうやって手のひら
 で押しひねり、昔はひねり餅と言っておやつにしたものです。」と浅野専務
 は楽しそうに教えてくれました。実は、私もここでひとつまみ、蒸米を「ひね
 り餅」にしてパクリ…といただきました。
                                    つづく

***************************************************************

 ―――◆編集後記―――

 いかがでしたでしょうか。少しは皆様の興味を引くような内容になってい
 ましたでしょうか。場合によっては「嫁さん奮闘記」などの情報読み物な
 どの臨時増刊号なども発行の予定です。楽しみにしてくださいね。

 私共は皆様との情報ネットワークの輪が広がっていくことを願っておりま
 す。ご意見・ご感想など張りあいにするためにも皆様の声をお聞かせ下
 さい。どんどんお便りお待ちしております。
 当店ホームページやこのメールマガジンでご紹介していきたいと思いま
 す。
      ご意見・ご感想はこちらから → yamazen@sakeya.biz

******************【プライバシー保護について】*********************

 新潟の地酒 山善酒店ではお客様とのやり取りの中で得た個人情報
 (住所氏 名、メールアドレス、ご購入製品などなど)を当店以外の第三
 者に渡したり、利用したりする事は決していたしません。
 どうぞ安心してご利用下さい。

***************************************************************

 ■ 発行元:新潟の地酒 山善酒店
 ■ 責任者:         山本善友
 ■ 住 所:〒955-0071 新潟県三条市本町5-1-16
 ■ 電 話:0256-33-0165
 ■ FAX:0256-33-0524
 ■ 休業日:日曜日 祭日

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 ■配信の登録・解除はこちらから
    http://www.sakeya.biz/mailmaga/igkex.html

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん「まぐまぐ」を利用して発
 行しております。  http://www.mag2.com/ ID:0000080817



メルマガ画面