カヌーって楽しいヨ!! 投稿記 第2話  【by Kon&Katsu】

第12回 下田村カヌーフェスタ







午後1時。開会式。
今回は会長が出張の為、副会長のあいさつ。そして注意事項の後、早速ダム湖(ひめさゆり湖)へ移動。いよいよ湖面を楽しむ時がきました。
チョットその前にお着替えタイム。トラックの荷台を更衣室にワイワイガヤガヤ。その間スタッフはカヌーの準備やら焚き火&雨対策と作業を続けていました。しかし「女性の着替えはどこの国も同じで長いな〜」と誰もが思っていた。が、何か様子がヘン。やおらトラックに近づいて見ると「エーー!」トラックの扉のカギがロックされてしまい監禁状態なっていたのでした。中から出てきた彼女たちは半泣き+怒りモード中国語で「*#;%$‘@、<>〜!」と文句を言っていました。私は6人中1人の日本語が少し出来ると言った女性に「もし、中からロックしたらここを解除してね!」と、事前に説明しておいたのですがパニックに陥り頭が真っ白になったようです。














すこし重苦しい雰囲気の中、気持ちを入れ替え準備運動とカヌーの基本動作のひとつパドリング(船ではオール、たらい舟では櫂を漕ぐ動作)の練習です。
しかしここでまた問題発生。講師の山本先生は「まずは肩幅にこのようにパドルを持って・・・・」当然ですがオール日本語。「チョット マッテ ユックリ・・・」しかし先生は意に介せず「見ていればわかるからいいの・・・・」と、スタッフが手取り足取り?(足は取りませんでした)あっ!という間に「はい!カヌーに乗ってください」「ライフジャケットちゃんと着てね!」「後は、乗りながら練習。そして十分に湖面を楽しんで下さい!」
毎回この調子なのでスタッフと常連さんは慌てませんが初めての参加者の皆さんは日本人でもビックリすると思います。でも先生がおっしゃるには「どんなに陸の上で練習しても、やってみなければわからない」とのこと。私たちもそう思います。








私は、最初シーカヤックに中国の女性と一緒に乗り「名前は?日本はどんな感じ?彼しいるの?何歳?・・・」途中からセクハラモードだったかも?その後はといえば「右・左」オールを漕ぎながら中国語のお勉強「右・左って中国語でなんていうの?」それは「右は、ヨウ。左は、ツゥオ」発音してみると「じょうず」なんて言われ得意になって次は「これは」「これは」の連続・・・まるで ちっちゃい子供であった。
時の経つのも忘れ、参加者の皆さんはカヌーに没頭。最初のうちはみんなが経験する「何で?!まっすぐ進まないの〜〜!」「そっちに行きたいのに〜いけない!」「すごく!雨が降ってきたのにもどれない!」・・・・・ets しかし、「そろそろ皆さんもどって下さ〜い」と、お願いしても「もっとダム湖の奥の方に行ってみたい」とか言ってドンドン・スイスイ楽しんでいました。五親会メンバーの教え方がとっても良いのか?本人たちの運動神経が良いのかパドルさばきのコツをマスターが早くて、経験者のように湖面を思い通り?にあっちこっちへとカヌーを操って?みんな楽しく漕いでいました。思うようにカヌーを操れるようになると「こっちに来て一緒に写真に・・・・」と余裕綽々の皆さんでした。
                    第3話につづく

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