こだわりの酒蔵見学 取材報告2  (by えつこ)

新潟県弥彦村  弥彦酒造

第 13 話

 冷凍庫の中のジェラード・カップです。色々な種類があります。
    
 これだと大きさが判らないと思いますので手にとってハイポーズ。
    
 今思えば、この私が何でここでおねだりしてこなかったか不思議でなりません。本当はこの場所は着替えに使わせていただいた応接間の廊下をはさんだ向かい側の部屋で、朝一番に説明してもらった場所だったのです。
 ですからこれからの蔵見学のことで頭が一杯で説明もうわのそら。どんな種類があったのかさえチェックしてきませんでした。
 また、帰る頃にはせっかくここまで来たのだから弥彦神社やその他この近くの観光施設などもホームページでご紹介したいと考えていたら忘れてしまいました。
 さて、お世話になった弥彦酒造さんを後にして、いよいよこの一帯の観光名所などをご紹介したいと思います。
 まずは何といっても越後一の宮「弥彦神社」ですね。
 弥彦酒造から山すそに添って行くと正面に出ます。
    
 ここが正面です。車は左側に最も近い駐車場、右にも少し離れますが大きな駐車場があります。
 参道を行くと左に曲がった先に山門があります
    
 その山門を上がると本殿正面に出ます。
    

 広々とした越後平野の中央に位置する弥彦山の麓にある弥彦神社は、古くから「おやひこさま」と呼ばれ、多くの人から広く親しまれてきました。
 境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、老杉、古欅などもあり、日本最古の万葉集には、弥彦神社を詠んだものもあります。
 御祭神は天香山命「アメノカゴヤマノミコト」で神武天皇の命を受け、住民に海水から塩をつくる技術、漁、稲作など農耕術などの基礎を教えられたとのこと。
 神社の社殿は、明治の大火に炎上し、大正5年に再築されました。この程、平成大修営事業として、本殿の御屋根葺替え等85年ぶりの改築工事を行いました。
 祭事としては毎年7月25日におこなわれる灯籠神事(重要無形民俗文化財)があり、御神輿が出たり舞楽が奏されたりします。
 そして広く一般に有名なのが弥彦菊まつりで毎年11月1日から11月24日まで新潟県菊花連合による奉納菊花展が行われます。
 その他、弥彦公園が弥彦駅近くにあり、16万uにも及ぶ広さがあります。滝や渓流、高台、トンネルなどが美しい調和を保っています。とくにもみじ谷の観月橋は昔の木橋を再現したもので秋の紅葉の頃は絶景です。ツツジや花菖蒲などがいたるところに植えられ、四季折々に美しい花が楽しめます。
 車でドライブといったら弥彦山スカイラインと越後七浦シーサイドライン。スカイラインは弥彦山からの眺めが楽しめる総延長13.7kmのドライブコース。
山頂駐車場に車を止めて、眼下の日本海に沈む夕日を眺めてみませんか。ただし12/1より3/31まで冬季閉鎖通行止めとなります。ご注意下さい。
 また、弥彦山ロープウェイもあります。神社脇の万葉の道をロープウェイ山麓駅まで歩くと山頂までロープウェイで約5分。山頂では視界360°の日本海と越後平野の大パノラマが楽しめます。

    …第14話につづく…

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