おしゃれな欧風ワイン蔵 取材報告  (by えつこ)

新潟県巻町  カーブドッチ ワイナリ

第 16 話

ソーセージやイタリアンにワイン。良いですね。えっ?違うって?イタリアンにワインはわかる。でも、ドイツのソーセージといえばビールでしょう?
そういえばそうですね。実はあるんです。何がというと、地ビールが。それもここの地ビールが。
実は以前、湯沢高原ビールで地ビールの製造にたずさわっていた方が営業として入社されたため、それだったら地ビールも造ってしまおう。ということでこの薪小屋の中で小規模ですが地ビールも造っているのです。
   
レストランの奥にそれはありました。まったく驚きの連続です。ここまでやるかという感じです。季節や料理に合わせて種類や仕込を変える自家醸造ビール。今回は2種類あり、ほのかな甘さと豊かな香りを持つ「ブラウン」。喉ごしのスッキリした「ゴールド」。
     
これらのビールは出来たてのおいしさにこだわって、外部での販売はしていないとのこと。ここでしか飲めないビールということになるそうです。ビール醸造室を眺めながら飲む新鮮なビールも良いですね。ワインも良いけれどソーセージにはやっぱりビールですね。

おいしそうなソーセージやお料理が紹介されていました。
また、こちらでは毎週金曜日の晩、20:00〜22:00は生ジャズライブが演奏されているとのこと。ワインやビールを片手に生ジャズライブの音楽とゆったりとしたディナー。良いですね。
ここも年中無休で営業時間は11:30〜22:00。途中ティータイムあり。

さて、私たちはここでも中に入って食事をすることが出来ません。実は私たちは主人と2人で来ていたのではありません。私たちの赤ちゃんも一緒にお勉強に来ていたのでした。まだ7カ月の赤ちゃんです。家に置いてくることが出来ず、仕方なく一緒に連れてきたのでした。
今まで私たちがレストランに入れなかった理由をここまで引っ張ってしまいましたが、こちらのワイナリーのレストランと「薪小屋」のこのレストランは小学生未満の子供たちは入ることが出来ない決まりになっていたのです。
それは何故かって?その理由は、ここは大人がゆっくり食事を楽しみ、お気に入りの時間を過ごすための場所だと考えているからだと思います。
見学の最中は主人がずっとおんぶして、写真を撮っていました。私は高いところに登ったり、色々なワインを試飲したり。でも一生懸命にメモを取り、なるべく正確に理解し、それを皆様に間違いの無いようにお伝えしようと頑張ったつもりです。
最後にこの「薪小屋」の入口を入ったところに自家製ソーセージ、ハム、ベーコンなどを販売しているところがあります。それらをいくつか買って家で食べてみるつもりです。
   
最初から最後まで、中沢さんのご厚意で本当に親切丁寧に説明していただきました。また、他では見ることが出来ない所まで特別に見学させてもらったり、本当に貴重で有意義な体験をさせてもらいました。ここぞとばかりに色々な質問もさせていただきました。でも中沢さんはいやな顔一つせず真っ正面から向き合って説明してくれました。その温かい人柄が手に取るように伝わってきました。中沢さん。本当にありがとうございました。

    …第16話  完 …

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