初めてのウイスキー蒸留所 報告記  (by えつこ)

山梨県白州町  サントリー白州蒸留所

第 2 話

 10月24日(水曜日)。午前8時半過ぎに三条出発。北陸道を上越方面に進み、次に長野自動車道に進みます。途中妙高のあたりで紅葉がとてもきれいでパーキングで休憩しようかと考えていたところ何やら前方で渋滞しているではありませんか。何と高速道路で工事のための片側交互通行をしていたのです。その日は平日のせいかあまり車は混んでいなかったのでとりあえず前方の様子が見える程度の渋滞です。でも停車時間が15分間隔の交互通行なので当分動きそうにありません。しかたなく車のエンジンを切って待つことにしました。当日はお天気も快晴。暖かな日差しがとても気持ちよく窓を開けると鳥のさえずりが気持ちを穏やかにさせてくれます。しかし、「えつこ」はじっとしていません。こんな珍しいことは滅多にないチャンスとばかりに車から降りてハイ、ポーズ そんなことをしているうちに信号が青になったらしく前方の車が動き出しました。
ここが渋滞のあった先頭の場所です。左側に青信号があるのがわかりますか?
   
この先が工事区間で、結構長い距離にわたって道路の補修をしていました。さて休憩はというと、もう少し足を延ばして小布施まで行くことにしました。なぜなら地図に寄りますと「小布施ハイウエイ・オアシス」とあります。ハイウエイ・オアシスって何?気になるところはどこでも行ってみる私たちなのです。
 小布施のパーキングに到着。一見したところ何ら変哲もない、ごく普通のパーキングに見えます。でも「オアシス」ですから中にきっと他とは違う何かがあるのでしょう。まずは入ってみました。

建物の左から立ちそばなどのどこにでもある軽食堂。真ん中がどこにでもある売店と飲料の自動販売機。右がどこにでもあるトイレ。アレ?「オアシス」はどこ?ときょろきょろしていると「信州特産、巨峰ソフト」ののぼり。特産とあれば食べなければなりません。お天気も良かったので外で頂きました。
      
お味の方は想像通り普通のソフトクリームに巨峰のジュースを少し混ぜて香料で香りを付けたような感じです。
そう言えば以前妙高のパーキングに寄ったときにも「巨峰ソフト」を食べたような記憶が・・・
          ・・・同じ味だ。
何が信州特産だ。とプリプリしながら他に何か口直しはないかとキョロキョロ。
ありました。売店に「栗大福と白鳥のたまご」。
      
珍しいものに出会ったときの私。
      表情が楽しそうでしょう?
 そうです。小布施と言ったら「栗」。が有名で「栗」で町おこしをしているところです。「白鳥のたまご」というのも気になりますが、せっかく小布施に来たのですから「栗大福」を頂いてみました。値段はどちらも1ケ120円。
栗大福の見た目は普通の白い大福です。まずは一口。パクッ。中は一見白あんと見まちがわんばかりの「栗あん」。そして、その「あん」の中にみごとに砕かれた栗のかけら。せめて、せめて味は我慢するけど、せめて栗くらいはどんなに小さくても良いから1つ、形のまま入れて欲しかった。・・・
    …第3話につづく…

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