文 えつこ
【 第 8 話 】
♪ジャージャン♪ジャージャン・・・ジョーズ
11時40分ジョーズのアトラクション前に到着。 前の広場には巨大な人食い鮫・ジョーズがつるされています。 建物の入り口には、今から並んで入場する人の待ち時間が表示されていて、その時間は「40分待ち」でした。 でも、私たちは予約券があるので受付で見せると、予約者のみ通れる別ルートから乗船口に直行です。 …何か、とってもいい気分。 このアトラクションは映画の舞台となったアメリカ東海岸の静かな港町・アミティ・ビレッジを再現したセットの中をガイド付きのボートでクルーズするスリリングなボート・ライド・です。 |
乗り込む前に、ここでも雨具着用の指示が出ます。私たちもしっかりポンチョをかぶって準備よし。 ボートに乗り込み、クルーズが始まるとまず、静かな港町の風景を見ながらゆっくりと進みます。 しかし、それもつかの間。何か問題が発生したのか突然ガイドが騒ぎ出しました。 |
遠くに鮫の背びれを発見。鮫だ、ジョーズだとあわて始めます。ハンドルを切ったり、ライフルを打ったり。 危うく難を逃れて、建物の中に逃げ込みます。するとその建物を壊さんばかりにジョーズが襲撃してきて、またまたそこから脱出。石油タンクやドラム缶の爆発などが続き、さらにジョーズはボートに近づいてきて、大きな口を開けて今にもぶつかりそうになります。水しぶきがかかるやらボートは揺れるやら手に汗握るシーンが展開されます。でも最後は映画のように高圧電線を勝手に咬み爆発とともに感電して黒こげになります。 めでたし。めでたし。 これでアミティの町は平和が訪れました。そして、私たちのクルーズも終わりです。 |
子供でも乗れるアトラクションなので小さな子供も一緒に乗っていましたが、あまりにも迫力があったため、最後には泣き出してしまう程でした。 ボートを降りてアミティの町をバックにはいポーズ ガォー。本人はジョーズになったつもりです。外へ出てジョーズの前でパチリ。 次は、E.T.アドベンチャーに予約を入れよっと。 …第9話につづく… |