ユニバーサル・スタジオ・ジャパン珍道中
文  えつこ

【 第 9 話 】
映画そのままに・ウォーターワールド

E.T.アドベンチャーを予約しようと、歩いていると園内の色々な場所に配置されたインフォーメーション・ボードにE.T.アドベンチャーは調整中の表示。
これはどういうことなのかと係の人に聞くと、要は故障中とのこと。従って予約は受け付けていないというではないですか。また、見通しも立たないとのこと。
え〜、乗れないの?とにかくダメなものはダメ。しようがないから入場の時にもらったスタジオ・ガイドとショー・スケジュールで他のアトラクションの予定を確認してみました。
ここで気づいたことですが、USJでは大きく分けて、アトラクションとショーがあるということ。ショーは開演時間が決まっていて、その時間に合わせてそこに入らなければなりません。第4話で紹介した5つの人気アトラクションとお伝えしましたが、正確にはアニマル・アクターズ・ステージはショーで、1日6回のショーが決められた時間に開催されています。他にもウオーターワールドなど、たくさんのショーの予定が、もらったショー・スケジュールに開催回数と時間とともに載っています。
さて、私たちはその後E.T.アドベンチャーに後ろ髪を引かれつつも、ショー・スケジュールを見ると、ちょうどウォーターワールドの開演時間がせまっていました。
ウォーターワールドという映画はケビン・コスナー主演で未来の地球上は温暖化現象が進み、南極と北極の氷が溶けだして、陸地が無くなり人々は水上に浮遊都市「アトール」を作って未知の陸地を探している、という物語です。
アトラクションの前に行くと古びたトタン板を張り合わせたような要塞がそびえ立ちます。
   
開演前にショーに出演する役者が、気分を盛り上げるために前座的なショーをやって、待っているお客さんを退屈させないようにします。
さて、入場開始です。大勢のお客さん達がぞろぞろと入場していきます。このアトラクションの入場キャパは3,000人。十分に入れます。

会場に入るとベンチの色が2色あり、青のベンチはショーの最中に水がかかると説明がありました。私たちはどちらのベンチに座ったと思いますか?
もうこれ以上濡れるのはイヤ。ということでおとなしく濡れない席の一番前に座りました。でも、足元の床が濡れているのがちょっと不安。
ショーが始まる前に役者が出てきて、客席を左右、正面と3つに分けてウェーブやブーイングの練習をさせます。声が小さいとやり直し。うまくいかないと観客に向かって容赦なくバケツの水を浴びせかけます。さらにうまくいかないと観客のうち数人を客席の前に引っ張り出して、その人達に向かって役者が大勢で一斉に水をぶちまけるのです。たまったモンじゃありません。皆、頭のてっぺんから靴の中までびしょぬれです。あ〜かわいそー。でも、よかった。私たちは濡れない席にしておいて。
本当は、いくら濡れる席といってもショーの途中で水しぶきを浴びる程度だと思っていました。
さて、前座はこれくらいにしておいて、いよいよショーが始まります。
セットの中をボートやウォータージェットが走り回る水上アクション・スタント・ショーです。
ストーリーは悪人集団が襲撃してくるのを撃退する単純なものですが、爆破シーンは大迫力。本当の爆薬が使われたと思えるほどの大音響。そして、最後は飛行機が壁の向こうから飛びだしてきて目の前の水面に着水するシーンは圧巻です。
    
ショーが終わると役者があいさつをしながらセットの外へ出ていきます。観客も退場します。そこでパチリ。
   
所要時間20分。でももっと充実していたような気がしました。
   
そろそろお腹がすいてきました。次はお昼を食べに行きます。
     …第10話につづく…

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