ユニバーサル・スタジオ・ジャパン珍道中
文  えつこ

【 第 10 話 】
ウエスタンエリアでお食事とスタントショー

大音響のウォーターワールドから入場ゲートの方に戻ってくるとウエスタンエリアがあります。
   
そろそろお腹がすいてきたのでいかにも西部劇に出てきそうな建物のレストラン「ロング・ブランチ・バーベキュー」に入りました。中は広くて今風のブュッフェスタイルのカジュアルレストランですが雰囲気としては西部劇に出てきそうな趣向が凝らされています。そこで、私はチキンの半羽と骨付きポークを、主人はターキー・レッグを注文し、冷えた生ビールで乾杯。あ〜冷たくておいしい。
     
食事中はピアノとギターの生演奏でカントリーミュージックを演奏したりします。大きな皿にたっぷりのお肉や付け合わせのポテト。これで1400円と800円。きっと東京ディズニーランドだったら、こうはいかないほどの量がたっぷり。そしてお値段はチープ。ここでも大阪らしい安さを感じました。
食事をしている人の中には若いカップルや家族連れ。団体で来た人たちやビジネスマン風の一人で来ている男性など様々な人が来ているものだなぁと・・・
アレ?会社はいいのかなと思わず思ってしまうような人もいました。
ちなみにUSJではファーストフードやビュッフェスタイル、テーブル・サービスのレストランが20軒。その他、路上にジューススタンドやハンバーガースタンドなどがあり、手軽に歩きながら食事をしている人もたくさん見られます。
現在、私たちは朝から歩き続けて約5時間。その間あっちをきょろきょろ、こっちをきょろきょろ。歩き詰めでさすがに、くたびれてきました。でも、ここでエネルギーを充填してさあ、次いくぞ!!

このウエスタンエリアには前出の予約できる5つのアトラクションの内の1つ、アニマル・アクターズ・ステージともう一つ、ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト・スタント・ショーの2つのショーが隣り合わせであります。そこでまず、アニマル・アクターズ・ステージに予約を入れました。次のショータイムにすんなり予約を入れることができましたが、それまで約50分あります。
さて、時間はあるし、その間に隣のザ・ワイルド・・ウエスト・スタント・ショーがすぐ開演時間でしたのでそこに入ってみました。
   
内部は1,000人は入れるような客席の正面に西部の町のセットがあります。そこで、古典的な西部劇の場面が繰り広げられます。
スピーディーでアクロバティックなスタント・アクション。そして、コメディー・タッチの演技に笑いが巻き起こります。 
ここでも爆破シーンは迫力があり、最後はメインセットが壊れてしまうような仕掛けがしてあります。楽しいショーが終わって私はステージに駆け寄りハイ・ポーズ。所要時間20分。
   
入るときはちょうどタイミング良くすぐに入ったため、わからなかったのですが、外に出てみるとそこは古い駅舎や貨車があり、そしてまわりには馬車や荷車などムードある西部の町になっていたのですね。お腹がすいていたときには、気が付きませんでした。
   
ちょうどお時間もよろしいようで、次はアニマル・アクターズ・ステージに行きます。   …第11話にすすむ…

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