ユニバーサル・スタジオ・ジャパン珍道中
文  えつこ

【 第 11 話 】
あの名犬ラッシーやベートーベンそしてターミネーター2

   
片田舎のサーカス小屋ではありません。ここがアニマル・アクターズ・ステージの入り口です。中はやはり1,000人は入りそうな客席があり、正面に岩山のセットを背景にした広場があります。そこで調教師にうながされて、あの名犬ラッシー、ベートーベンなどテレビや映画でおなじみのスター達が次々に登場し、その演技力とコミカルなしぐさは小さな子供まで楽しめます。調教師の指示に従ってか従わないでか、まさにアニマル・アクターです。
他には、ネコ、鳥、猿、ポニー、小さいものではリスやスカンクまで登場してかわいくて愉快なショーが催されます。
途中で客席に向かって、ショーのお手伝いをしてくれる人をお願いする場面があり、思わず手を上げそうになりましたが、隣の主人の視線を感じたので何もなかったようにその場を取りつくろいました。ちょっと残念。
でも皆さん。そんな時があったら、どんどん手を上げて、自分から参加した方が楽しいと思いますよ。ただしお礼の粗品はありませんけれど・・・。
ショーが終わり、動物たちの舞台あいさつもなく観客は退場していきます。
記念にパチリ。所要時間20分。
    
こうしてみると5つの予約できるアトラクションの中ではこのアニマル・アクターズ・ステージが最も混みにくいアトラクションだと思います。皆さんがいらっしゃるときは、ここは後回しでも十分良いと思います。
さて、次はどこ行こうかな?とりあえず、5つの予約できるメイン・アトラクションも故障中のE.T.以外はこれで制覇しました。続いて主人の楽しみにしていたターミネーター2に行きたいと思います。
ウエスタンエリアを抜け、ハリウッドエリアを抜け、ニューヨークエリアに向かいます。

このエリアは、アメリカ最大の都市ニューヨークの名だたる建物が再現されていて、ブルックリンの裏町から正面奥にはニューヨーク図書館のセット(実は書き割り看板)まであります。
   
ここの左側にターミネーター2:3D(T2:3D)があります。
   
前出の5つのメインアトラクションに勝るとも劣らない人気の場所です。
エントランスで3Dメガネをもらい、ガイダンスを受け、シアターに移動します。しかし、ドラマはガイダンスの途中から始まっていたのです。シアターではサイバーダイン社のショールームのようにロボットが紹介されます。
      
そして、アーノルドシュワルツネッカーとジョンのそっくりさんが、このサイバーダイン社に侵入し、破壊しようと戦いになります。ライブ・アクションと3D立体映像が合体した前代未聞のアトラクション。180度の広がりを持つスクリーンで映し出されるシーンがまるで手でさわれるように、私に突き刺さってくるかのように見えます。身の軽い私は思わずのけぞったり、体をかわしてしまいそうな迫力があります。
    
なるほど、主人が楽しみにしていたわけがわかるような気がしました。
う〜ん、大迫力。スゴイ。スゴイ。
所要時間20分。
     …第12話につづく…

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