ユニバーサル・スタジオ・ジャパン珍道中
文  えつこ

【 第 12 話 】
スターのわ・た・しと念願のE.T.アドヘンチャー

T2:3Dも終わり、ニューヨークエリアのストリートを歩いているとなんとE.T.アドベンチャーの故障がなおり、観客が押し寄せているではありませんか。現在の待ち時間55分と表示。予約はもちろん入れられません。どうしようか。閉園間近になればもう少し空くのではないかと思い、それは後回しにして、おみやげを物色する事にしました。各アトラクションの近くにはそのアトラクションに関連したグッズなどバラエティーに富んだ商品のラインナップが充実していますが、入場ゲートのあるハリウッドエリアには総合的なおみやげショップが数多く並んでいます。何かめずらしい、USJならではのおみやげはないものかと物色を始めました。どうですか?
      
ジョーズの帽子と、ウッドペッカーの帽子です。
    
それなりに表情も変えてみました。
そしてフジフィルムの関連ショップのワンダーピックスという合成写真スタジオで中世のお姫様のような衣装を借りて写真なんかも撮ってみました。
 
左が主人のカメラ。右がスタジオの合成写真。どう、きれいでしょう?
でも主人はシンデレラの意地悪姉さんか白雪姫のママ母かとおちょくります。
どうせ合成なら、もう少し修正して細くしてくれりゃいいのに・・・ネ〜。
でも、貫禄あるわね〜こ・の・写・真

午後7時30分。もうすぐ閉園時間がせまってくる頃。最後のE.T.アドベンチャーに走り込みました。
   
それでもまだ20分待ち。でも列に並んでいれば途中でダメとは言わないだろうと順番に付きました。
思ったより順番の進み方が早く、受付でカードに自分の名前を書いてそれから入場します。映画で出てくる森の中を歩いていくと、E.T.が「いっしよに帰ろう」と誘ってくれます。いよいよ、私たちがライドに乗る番です。このアトラクションは自転車型ライドで先頭に白い布をかぶったE.T.が乗っています。
   
私たちはラッキーなことにちょうどE.T.のすぐ後ろ。ライドの一番前のシートに乗ることができました。さあ、スタートです。このライドは上にあるレールからぶら下がったオープン・ゴンドラに自転車が取り付けてある乗り物で本当に空中を進むかのような感覚になります。最初は映画のラストシーンのようにE.T.と子供達が町の人や警察に追われるような場面から夜空に向かって上昇し、月を横切り眼下に夜景を見ながら飛行します。そしてE.T.の故郷「グリーンプラネット」で仲間達に迎えられ無事生還する心温まるロマンチックなアトラクションです。
   
そして最後にE.T.が乗客の名前を呼んでくれます。「えつこ〜」「ヨシトモ〜」。わ〜呼んだ。呼んだ。と思ったら終点。なにか、ほのぼのした気持ちになりました。  …第13話につづく…

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